スモールビジネス論ダイアリー(第5回)

 

高松大学経営学部で現在開講中のスモールビジネス論は,将来カフェや雑貨屋などのお店を出してみたいという学生のために,お店の基礎知識をその道の専門家から学ぼうというコンセプトで実施されています。第5回目(2007年11月8日)は,八十川睦夫先生(元香川大学教授)に,コンセプトについて教えていただきました。


コンセプトってなに?
ところで,コンセプトとは何でしょうか? 様々な場面で,コンセプトという言葉が使われます。
イベントのコンセプト,広告のコンセプト,はたまたコンセプトカーなどなど。でも,案外コンセプトって何だろう?と考えると,よくわからないという気がしませんか?

授業風景八十川先生は,コンセプトという言葉がよく使われているけど,正しく使われていないことが多いと指摘されました。例えば,キャッチフレーズ,セールスポイント,アイデア,キーワードなどをコンセプトとよんでいることが多いということです。


コンセプトの定義
『「何をする」のか,その「全体を」「簡単に」言葉で表したもの』というのが,コンセプトの正しい定義だということです。


まず「何をする」かということですが,これは,この講義で言えばお店を作るということが目標なので,どのようなお客さんに,どんな満足を届けるかということが最も重要です。また,お店作りの「全体を」表すことが大切です。何をするかを全体的に表しながら,かつ「簡単に」ということなので,コンセプトを作るのは,なかなか難しいといえます。全体の構想をしっかりと考えておかないといけません。逆に,コンセプトを作ることができるということは,それだけ,よく考えられている証であるともいえます。


授業を聞き終えて
私は,コンセプトを作るのはなかなか難しいなあと思いましたが,みなさんはいかがですか。たしかに難しい,というあなたのために,次回は,実際にコンセプトを作るにはどのような手順で考えればよいのかを説明し,実際にコンセプト作りに挑戦します。お楽しみに。


ところで,八十川先生はお話の中で,「思考能力は持っている単語で変わる。単語が多くなると考え方が広がる」ということを強調されていました。つまり,人間は言葉で物事を考えるので,言葉を知らないと充分な思考ができない,ということだろうと思います。まあ,ボキャ貧(死語?)ではダメだってことでしょうか。私もボキャブラリーを増やして,もっと考え方を広げないといけないなあ,と感じた一日でした。

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